■補足2 5の珠を使った引き算(発展編)

 

第5章で取り上げた問題を使って、比較してみましょう。

 

5−3=2

 

そろばん式5−3=2


5−5+2=2

 

本来のそろばん式5−2=3


5+2−5=2

 

上の式が、このサイト独自の解き方で
下の式が、本来のそろばんの弾く順序です。

 

■下の式のように解く理由

 

速くそろばんを弾くことができるからです。

 

指の動きに注目です。

 

上の式の場合、「−5」をするときも「+2」をするときも、ともに指の動きは↑ですが、5の珠を弾いた後、下の珠を弾くために一度下へ指を移動させます。


指の動きは、上→下→上です。

 

下の式の場合も同様に、ともに指の動きは↑ですが、「+2」で下の珠を↑に弾いた流れのまま、「−5」で5の珠を↑に弾くことができるのです。
指の動きは、下→上です。

 

つまり、下の式は無駄な動きがないのです。

 

だだし、この場合も暗算をするのであれば、頭の中の処理になりますから、弾く順番は気にしないで大丈夫です。

 

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